京の夏の風物詩 五山送り火
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2023.09.08
京都の夏の夜空を彩る風物詩のひとつである「五山送り火」が8月16日に開催されました。
「京都五山送り火」はお盆の精霊を送る伝統行事です。 東山に大の字が浮かび上がり、続いて、松ケ崎に妙・法、西賀茂に船形、大北山に左大文字、そして、嵯峨に鳥居形が点ります。点灯時間はそれぞれ約30分とされています。
2020、2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で火床を縮小して行われましたが、昨年は点火直前までの激しい雷雨にも負けず、実に3年ぶりに全面点火されました。
毎年見に行ってる従業員に話しを聞いたところ 「元々両親が行ってたが父が亡くなって母親と一緒に行くようになった。父や祖父をおくるという気持ちで行ってます」という話しでした。
私は京都で生まれ育ったのですが一度も行った事がなく、この記事を書くのにあたり色々調べて初めて意味や由来を知りました。 ご先祖様を大事にしていこうという古くからの考えは、 こうして伝えていくことによって、次の世代の子供たちに形として伝わっていくのだと感じました。
本社:上野